以前までは、私は思ったことはほとんどなんでも口にして、
相手がどう受け止めるかとか、相手がその言葉を必要としているかとかを考える前に、
自分の都合で、自分なりの正義感で、思ったままのことを発言していました。
しかし、それによって、
自分が想像していた以上に人を傷つけてしまうことや、
言いすぎてしまった。って反省することが立て続けにあり、
自分の気持ちはどこまでいうべきなのか?
どうやって、伝えたらいいのか?っていうことを考えていました。
私が出している結論としては、
私は言いたいことを言いたいし、
思っていることを自分の心の中にとどめておくことは誠実ではないと考えている。
だからこそ、相手が傷つくとしても、相手に嫌われるとしても、
私の意見は包み隠さず伝えたいと思った。
そこで、どう伝えれば、相手に伝わり、
押しつけになったり、「否定されて怖い」っていう印象を相手に与えずに済むかをすごく悩んでいた。
まだ、結論は出ていないけど、以下のことを気を付けて話すようにしている。
まず、ちゃんと、言葉を選んで、感情のままに話さないこと。言いたいことがあっても、すぐに言葉にせず、いったん頭の中で反芻して、どのような言葉を使って、どう伝えたら相手を傷つけずに、伝えたい真意が伝わるかを考えるようにしている。
次に、「あなたのためを思って言っているの」とか、「これはやさしさで言っているの」という態度を取ったり、実際に言葉にして言わないこと。私が思ったことを伝えることは、相手にとってどうであるかよりも、自分が相手に伝えたいという気持ちの方が大きいから口に出しているのは確かなので、相手のためだっていう風に押しつけないことにしている。
相手のために言った方がいいのかもしれないけど、感情的には言いたくないと思うことがある時は、逆に感覚に従って、言わないことにしている。
まだ、私は未熟で、会話の中でどんどん口が思考よりも先に動いてしまうこともあるけど、
気を付けて話すようになって、私自身、すごく優しくなれている気はする。
人間はそう簡単には変われない生き物だけど、
私は確実に、心が広くなっていることを実感している。
周りから見たら、何も変わっていないかもしれないけど、私は自分の変化をほめてあげたい。