負の感情がどこから湧くのかについて

今日は朝からイライラしてて、 その原因がいまいちわからなかった。 寝不足や忙しさで心の余裕がなくなっているのは確かだけど、 それだけが原因なはずはない。 寝不足だからと言って必ずしもイライラするわけでもないし、 忙しいと必ずイライラするわけでも…

自分の意見を言うことついて

以前までは、私は思ったことはほとんどなんでも口にして、 相手がどう受け止めるかとか、相手がその言葉を必要としているかとかを考える前に、 自分の都合で、自分なりの正義感で、思ったままのことを発言していました。 しかし、それによって、 自分が想像…

何を選択するか、何を選択しないか

先日、私はある選択をすることで、 もう片方の選択肢の可能性を失ってしまった。 私は選ばなかった方の選択は、どのみち選ぶことはなかったと思うけど、それでも自分にとっての”保険”的な選択肢が消えてしまったことに、少し心の中にざわめきが生じるのを感…

人生の苦しみがどこから生じるのかについて疑問が少し晴れた気がする

私たちはこどものころから、 親、教師、そのほか周りの大人から 他人には優しくしなさいとか、 他者を愛しなさいとか、 自己中心的に考えてはいけないとか、 我慢しなさいとか、 要するには、自分を優先するのではなくて 他者のことを考えて行動しなさいと教…

自分に嘘をついて生きているから、生きることがつらくなるのか?

自分に嘘をついて、 自分の感情を誤魔化して、 自分に「こうするべき」と言い聞かせて、人は生きている。 それが苦しみの原因になっているのかもしれない。

感情は自分の心を反映していると実感したことについて

起こる出来事に対して感じる感情は、 人それぞれである。 プレゼントをもらったら嬉しくなることが多いい、というように そこにはある程度の一般性はあっても、 出来事によって感情が決まるのではなくて、 起こった出来事を心がとう捉えるかによって感情が決…

優劣について

人は、社会で生きていく中で、 善悪で物事を判断する癖を 小さいころから身に着けてしまいがちだと思う。 例えば、この食べ物は体に「いい」だの、「悪い」だの、 授業を静かに聞ける子供は「いい子」で、聞けない子は「悪い子」、 そんな感じで、あらゆるも…

考えることについて

私は、どうしても考えすぎてしまう傾向にある。 ヨガの先生にも、考えすぎだと言われたし、 友達にも、もっと自分の感性を大切にして、 思考から解放された方がいいと言われた。 確かに、考えることで苦しいこともあるし、 考えても考えても、どうしても答え…

生きる苦しみについて

人間って、もしかしたら苦しみを感じるために生まれてきているのかも。 生きる意味とは、 苦しみを感じ、それを乗り越えようとstruggleすることなのかもしれない。 そういう風に思うと、なんか人生が楽しく感じられる。 苦しみを乗り越えることに喜びを感じ…

文化は人の性格にどれぐらいの影響があるのだろうか

人の性格は、それぞれに違うと思うし、 ある国民がみんな同じような性格、人格を持っているはずもないけど、 国民性というものは確かにあるように思える。 そして、国民性というのは、 個々人の先天的な性格が総合されて国民性となっているというよりは、 国…

たまには、思いっきり泣く

急に、無性に 悔しく、 寂しく、 悲しく、 理由もわからず、涙が出てきて、 それとともに、 よくわからない怒りや やりきれない気持ちが 溢れるように出てきた。 そして、久しぶりに、 声を出して、 わんわん泣いた。 涙が引いた後も、 この感情がどこからき…

感情との向き合い方

自分が感じる感情を、 自分でも気づかないうちに 封印してしまうことを身に着けてしまった。 そのことに気づくことができたのは、 本当に最近。 幼いころ、 ちょっとしたことですごくイライラして 母親に思いっきりキレることが多かった私。 本当は、母親の…

心のブレーキ

最近、どうしてもやる気がでない。 「やる気スイッチなんてない。 やっているうちに、やる気が出てくるもの。 毎日コツコツとするしかない。」 そういわれても、どうしてもできないことがある。 それがなぜなのか。わからなくて、しんどい。 だけど、どうし…

生きることについて考える

生きるということはどういうことなのか? 辞書的にいうと、生きるとは生命活動を行うことで、 人間でいうと、食べて、寝て、排せつして、日々の生活をすることが生きるということなのでしょう。 定義上は私も生きています。必死に生きています。 ですが、自…

エンデの「はてしない物語」から生きるヒントを得る

エンデの「はてしない物語」をこの年になってはじめて読みました。 幼い主人公、バスチアンが本の世界の中に迷い込むという、子供向けファンタジー小説のような設定だが、大人へのメッセージがいたるところにちりばめられた本でした。 今回はこの本の感想と…

感情とうまく付き合う

最近、感情を揺さぶられる出来事が多発しており、 自分でも制御できない状態に陥ることが日々起きています。 大人になるにつれて、自分の気持ちではなく、 他人の気持ちを優先したり、様々な事情を考慮して、 「思うようにいかなくても仕方がない。」と自分…

文明の生態史観を読んで

農業の話題からは少し外れてしまうのですが、梅棹忠夫の「文明の生態史観」を読んだ感想を今日はつづろうと思います。 まず初めに、この本は1974年に初版が発行され、梅棹忠夫氏の論文や新聞に投稿していた連載記事をまとめなおした本であることを述べておき…

人類学から生きるヒントをもらう

「生きるためには働かないといけない 学校に行かないといけない 私たちはそう思い込んで生きている」 人類学者 奥野克巳さんによる 「マンガ人類学講義 ボルネオの森の民には、なぜ感謝も反省も所有もないのか」は この言葉から始まります。 この本には、プ…

「良い農業」とはどのようなものか悶々と考える

自分で「よい農業」とは何かについて模索しておきながら言いうのは何ですが、 わたしは、よのなかには本質的に「良い」ものも「悪い」ものもなく、 全ては両面性を持っていると思っています。 私が探している「良い農業」とは、 悪い面も含めて、これを広め…

SOM 土壌有機物について

今回は初めて私の研究に関連のあることを紹介したいと思います。 ざっくりと説明すると、私の研究は土壌有機物に関する研究です。 もう一歩踏み込んで言うと、 土壌中でどのように有機窒素が貯蔵され、代謝回転されていくかについて詳しく見ています。 それ…

キューバの有機農業、本当はどうなの?

前回の次回予告とは内容が異なってしまうのですが、 キューバの有機農業の続きを書いていきます。 前回の記事では、吉田太郎氏の著書を読み、 キューバの農業に感激したことを簡単に紹介しました。 その後、ネットでいろいろと調べていたところ、 『有機農業…

実は有機農業大国だった、キューバ

第2回目の「世界の農業技術紹介」として、 キューバの有機農業について書きたいと思います。 その前に、キューバが有機農業大国になった背景について 少し紹介したいと思います。 キューバと聞いて、どのようなイメージを持ちますか? キューバ革命、独裁者…

日本の有機農業の現状とこの先向かう未来について

前回の投稿では、有機農業が本来の目指しているものと、 法律上の定義と消費者の意識の乖離について少し触れました。 今回は、令和3年に政府が発表した「みどりの食糧システム戦略」について 内容の紹介と、それについて私が思ったことを書いていきたいと思…

天地有機-日本の有機農業

有機農業というと、どのようなイメージを持つでしょうか? 有機農産物を購入するとき、なぜ有機栽培のものを購入しようと人々は思うのでしょうか? 有機農業は「organic farming」を日本語訳した用語になるのです、 有機という言葉の語源は、「有機化学」の…

ぼかし肥料について

今日はぼかし肥料について、少し書きます。 ぼかし肥料は、英語でも、”Bokashi ”とも知られている、 発酵肥料である。 厳密な定義はおそらくないのですが、(私が調べた限り) ラクトバチルスなどの乳酸発酵を行う菌を利用し、 嫌気条件下で有機資材を発酵さ…

「個人あって経験あるにあらず、経験あって個人あるのである。」(西田幾多郎)

私が何をして生きていきたいのか、 どういう人生を送りたいのかを考えていて、 そのことについて、書きます。 私は農業に関わりたくて、その方法を模索するために農学部に入ったものの、 農学とは関係ない応用生命化学を専攻していました。 学部時代はプログ…

アフリカの伝統的栽植穴「ザイ(zai)」について

このブログでは、世界の農業技術について調べたものを簡単に共有していきたいと思います。 今回の投稿では、第1回目の「世界の農業技術紹介」として、アフリカで行われている「ザイ」という技術を紹介したいと思います。 ザイとは、アフリカの乾燥~半乾燥地…

初投稿!農について考える

このブログは、わたしが農や農業について 考えたこと、学んだことを 書くためのブログとしてはじめてます。 本当は、日本や世界中の農的な営みを 自分の目で見て、実際に体験することを通して学びたいのですが、 今すぐに、どこかに行くことはできないので、…