感情との向き合い方

自分が感じる感情を、

自分でも気づかないうちに

封印してしまうことを身に着けてしまった。

そのことに気づくことができたのは、

本当に最近。

 

幼いころ、

ちょっとしたことですごくイライラして

母親に思いっきりキレることが多かった私。

本当は、母親のことが大好きなのに、

どうしてもコントロールできないほどの怒りが

母親に対して、湧き上がってきていた。

 

私はなんで、あんなに些細なことで

そこまで怒りが湧き上がっていたのか

未だにわからない。

例えば、母が畳んでくれた洗濯物の畳み方が気に入らなくて

私は怒りが爆発していた。

からしたら、どこに地雷があるのかわからなくて

さぞ、辛かったと思う。

私も、この怒りの原因がわからなくて

すごくつらかった。

だけど、最近気づいたことが一つある。

その怒りは、もしかしたら、私の心のSOSだったのかもしれない。

「こうでなければならない」という思い込みが

私にはとても多くて、それがつらかったのかもしれない。

そう最近思うようになってきた。

もっと自分らしく、ありのままでいたい。という、

心の叫びだったのかもしれない。

だけど、そんなことに気づいてあげられずに、

より一層自分を型にはめようとしてしまっていた。

 

人にあたってはいけないとわかっていても、

どうしても、母親や家族にあたりたくなることが多かった。

その感情をどうコントロールすればいいのかわからず、

その感情を押し殺したり、

気にしないふりをしたり、

なるべく感情を感じないように封印することで

どうにか、過ごしていた。

そうして、より一層、

自分の心まで

「あるべき姿」の型にはめてしまっていた。

本当は、

その感情を受け止めて向き合ってほしいというサインだったのに。

 

最近は、感じる感情をすべて肯定してあげて、

思う存分、表に出してあげるように、努力している。

私の中にいる、ちいさいなっちゃんが、

少しずつではあるけど、

癒されてるといいな。

 

すごく寂しい。

私に気づいて。

私を受け止めて。

と、強く願っている、

私の中にいるちいさいなっちゃん

誰かに愛してもらうのを待つのではなくて、

自分で思いっきり愛してあげよう。

 

こうして、少しずつ、私の心の傷が癒えていきますように。